こんにちは、ぽすかです。
最近、現代人って人生の予習ができるから、ひと世代前の人より差がつきやすいよなーって思います。
SNSであらゆる人の経験談を聞ける
インターネット(とくにSNS)が普及する前って、これからの人生でどんなことが待ち受けているのかって全然わからなかったと思う。
「働きだしたらまとまった休みは取れないから、学生のうちに旅行しておいたほうがいいよ」
「アラサーになると疲れが全然取れなくなるよ」
「40歳こえたら学生時代の友だちとは環境がそれぞれ違いすぎて疎遠になるよ」
みたいな、これから自分にも起こりうるであろう「年上~同世代の経験談」って、昔は①親、②会社または学校の先輩、③友達・同僚くらいからしか聞けなかったんじゃないかな。
そうしたら、サンプル数はせいぜい10人くらい?
しかも、知人との話題に上がる程度だったら一度に聞けるのはせいぜい2~3人の話だから、情報にも偏りがあるかもしれない。
でも今はそういう話がネット上でいくらでも聞けるし、もっと言えば「来年子どもが生まれる」「30歳が近づいてきた」みたいなピンポイントのタイミングで情報を探しに行ける。
10人20人の経験談をまとめてキャッチできるから、より「自分に起こる可能性が高そうな経験談」を調べられるし、これからどうするか?も総合的に判断できる。
要するに、「人生の予習」が昔よりずっと簡単になったんじゃないかと思うんだよね。
予習する人、しない人
とはいっても、みんなが積極的に予習するわけじゃない。
「将来が不安だから、今のうちに準備できることはしっかりやっておこう!」な人もいれば
「将来なんて考えてもしょうがない!今を楽しもうぜ!」な人もいる。
前者は積極的に予習するだろうし、後者は当然予習なんてしないよね。
この二人の差って昔なら「 0 対 10 」だったんだろうけど、今は「 0 対 50 」にも「 0 対 100 」にもなるんじゃないの?と思う。
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ただ言っておきたいのは、わたしは「みんな絶対に予習したほうがいい!」とは思わない。
「自分に起こるすべてのことに意味があるし、それらを楽しむのが人生だ!」
「むしろ、これから起こることが見えてしまったらつまらない!」
と思うなら予習なんてしなくていい。
そういう「人生はアドベンチャー」的な考えも楽しいと思う。
ただ、普段はなんとなく暮らしていて、将来のことはあまり考えていないだけの人。
そういう人は積極的に予習したほうがいい。
だって、
「あのとき真面目に勉強しておけば…」
「あのとき健康にもっと気を使っていれば…」
「あのとき真剣に婚活してれば…」
「あのとき自分のキャリアをちゃんと考えていれば…」
って取返しがつかなくなってから後悔するの、イヤでしょ。
アドベンチャータイプの人は「それもふくめて、我が人生!」って思えるだろうけど、何も考えてなかっただけならただただ後悔すると思う。
そしてその差が、自分のまわりの友人と比べてめちゃくちゃ大きかったら。
めちゃくちゃツライと思わない?
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