家庭菜園1年目の学び ②土づくり・種まき~育苗編

先日、家庭菜園1年目の学びの記録として、①栽培計画編を振り返った。

区画のとり方、栽培品目、株数など

今回はその続き、②土づくり・種まき~育苗編。

1)土づくり

・耕運機は偉大

カチカチの土地を畑にするにあたり、最初の二週間はスコップで全体を掘ってたけど全然無理だった。

勇気をだして、カインズで家庭用の小さめ耕運機を購入。
電気式で20mくらいの電源コードを引っ張りながら使うタイプで、たしか6万円くらい。
初心者なので手さぐり状態だったけど、それでもぐんぐん掘り進めらて土がふかふかになった。
文明の利器はすごい。もう手で掘り返すのは無理だと思った。

ただし耕運機さえあればヨユー!って感じではない。
多少は重いのでそれなりに足腰がいるし、手にもマメができる。

耕運機のかけ方は適当でもいい。
最初はスコップで掘り起こして、石灰をまいたときと肥料を入れたときで2回耕運機かけたはず。
場所によって土の硬さが違うので、硬いところは念入りにほぐしたい。

土づくりスケジュール

土づくりは大体1ヶ月かかる。

苦土石灰をまいて耕運機かけて2週間待って、それから堆肥や元肥をいれて耕運機をかけて2週間待つ。石灰と肥料を分けてまくのは、一緒にまくと成分が中和して酸度調整がうまくいかないという理由らしい。

植付け開始まで1ヶ月かかるので計画性必須。

後述するけど、基本的には早め早めで進めたいので、5月1週目で石灰、3週目で肥料を入れて、6月に植付け始められるようにしたい。(もしかしたらもっと早くてもいいのかも)

お隣やご近所の畑準備を目安に、遅れないようにするのがよさそう。

・石灰

苦土石灰の肥料袋に書いてある通りにやったけど、後に酸度計でチェックしたらかなり酸性に寄ってた。(たしかpH5.0とか)

中性に近づけたいので、来年は規定料の倍くらい多めに入れてもいいかも。

・元肥

今年は園芸店の店員さんに教えてもらった通りに元肥買った。たしか、牛糞、バーク堆肥、化成肥料だったかな。

今年1年分の生ごみコンポストがあるので、来年は堆肥は控えめでもいいかな?と思っている。

ポリシー的にも「畑にお金をドンドン使って立派な野菜を取ろう!」ってよりかは「自然の力に頼って、細々食べていきたい」という感じなので。

理想はおばあちゃんの放任気味の家庭菜園。

2)種まき~育苗

・種か、苗か?

今年はほとんど種からの栽培だった。一部、ポット苗を買ったものもある。ゴーヤとか、さつまいもとか。

実際に経験してみた感想としては、種から苗を育てるのはかなり手間がかかる。

春先は寒い日や風の強い日も多いので、うまく発芽しなかったり風に煽られて弱ったりするし、朝に育苗箱を庭に出して、夕方冷え込む前に家の中に取り込むのもまあ面倒くさい。

たくさん作るものは種が安いけど、種袋300円とホームセンターの苗100円×3なら同じだし、大半は苗を買う方がよさそう。

苗の値段はホームセンターだと100〜200円がメインで、人気品種やレア品種だと400~500円くらいするものもあった。
ただ個人経営の花屋さん・苗屋さんだと1株50円とか格安ものもあったので、こだわりのない品目はそっちで買うのが良さそう。

種でやるのは株数が多いトマトときゅうり、あとは大根とか人参とか畑に直接種まき

あとは自家採種ができれば、種も苗も買わなくて済む。

・なるべく早めに

北海道だと暖かくなるのが遅いので、タネ袋の栽培時期も遅めに書かれている。

でも、その通りにやるより気持ち早めに始めた方がいいと思った。

じゃがいもは植え付けが遅かったせいか小ぶりなイモばかりだったし、ナスやピーマンもやっと大きくなる頃にはもう秋であっという間に収穫できる期間が終わってしまった。

なるべく長く栽培期間をとるために、なんらかの手段で保温しながら早め早めに栽培するほうがよさそう。

・育苗環境の整え方(保温・防風・採光)

種まきから育苗にかけて、苗が育ちやすい環境を整えるのがめちゃくちゃ重要だと思った。

発芽温度を保つために湯たんぽと一緒に発泡スチロールの箱に苗を入れたり、ダンボールを使って風除けを作ったりした。

ただ採光がうまくとれなかった気がするので、来年はミニサイズのビニールハウスなんかも検討したいところ。

・植え付け時期を遅らせない

玉ねぎとかオクラとか、植え付けが遅すぎたせいで失敗したと思われるものがいくつかあった。

「タネ袋の記載だと植え付けは6月後半までだから、来週でもいいや〜」みたいな気持ちでユルユルやってると、全然ダメなんだなとわかった。

ちょっと苗が小さいときは、「もう一週間遅らせよう」と後ろ倒すよりは、さっさ植えてビニール囲いとかで保護するほうがよさげ。

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