家庭菜園1年目の学び ①栽培計画編

去年の秋に田舎の戸建てに引っ越してきて、今年の春からついに夢だった家庭菜園を本格的に始めた。

畑の土地はたぶん50~60坪というところで初心者にはまあまあ広かった。
YouTubeや書籍やWebサイトで色々勉強して、手当たり次第に色々な野菜を植えて、(まだ秋野菜が残ってはいるけど)おおむね栽培~収穫のサイクルを経験し、畑シーズンが終わりに近づいている。

栽培区画のとり方だったり、各品目の株数だったり、水やり頻度や仕立て方だったり、多くの学びがあった。
来年に向けて、まとめておこうと思う。

長くなりそうなので、今回は ①栽培計画編 ということにする。

1) 区画取り

・区画は細かく分けすぎず、荒く大まかに分けるほうがいい

細長い区画を20コくらいに細かく区切って、日当たりとか何科かとかを考えて配置を決めたけど、もっとざっくりした区画のほうがよかったと思う。
あっちこっち移動が面倒くさいし、輪作も大体避けられればそれでいい気がする。

区画の形も、細長い畝一本ずつよりは正方形に近いギュッとまとまった区画のほうが管理しやすい。
ただし虫がつく葉物はネット必須なので、細長い畝にする必要がありそう。

・畑の手前/奥で植えるものを分けたほうがいい

どこに何を植えるかで、アクセスの良さを考えていなかった。

頻繁に収穫できるもの、芽かき葉かき・誘引・受粉などマメに手入れが必要なものは畑の入り口側がいい。毎回奥まで行ったり来たりするのが面倒だから。
具体的な品目だと、トマト、キュウリ、南蛮・ししとう、ズッキーニあたり。
次いで、ナス、ピーマン、かぼちゃ、ゴーヤ、ブロッコリー、オクラとかかな。

逆に、ほとんど植えっぱなしで手間のかからないものは畑の奥地でいい。
ジャガイモ、さつまいも、枝豆、玉ねぎ、とうもろこしとか、月に1~2回しか手入れしなかった。
キャベツとか白菜とか、ネットをかけっぱなしの葉物系も奥でいいかな。

2) 品目と株数

・少量でいいものは1~2株で十分

ししとうとかゴーヤとか、毎日食べつづけるのムズくない?というものは1~2株で十分だった。
南蛮(とうがらし)とか

・ミニトマトは株数控えめがいい

好きだしそのまま食べられて楽だしと思ってミニトマトを15株くらい植えたら、収穫が大変で後悔した。(粒数が多くて摘み取りと洗うのが面倒くさいから)
その日食べる分+余ったらドライトマトにする分だけでいいから、3~4株もあれば良さそう。

メインで食べるのは中玉が好きだし、トマトソース用には大玉トマトやイタリアントマトを栽培するほうが収穫・カット・ヘタ取り・皮むきも多少は楽になりそう。

・長期保存、加工ができるものは株数多め

長期保存できるものと加工ができるものは株数が多くてもいい。

長期保存できるのは、じゃがいも、さつまいも、玉ねぎ、かぼちゃ等。
そもそも、さつまいもやかぼちゃは甘くするために1ヶ月以上寝かせるものなんだとか。
まだ試していないけど、人参とかキャベツとかは雪下保存もできるらしい。

あと加工できるものも多めでいい。
今年やったのはトマトソースときゅうりの古漬け。
白菜と大根の漬物もこれから収穫できたら試したいところ。

・株数を増やすより、株間を広くするほうがいい

今年は初めての畑で加減が分からなくて、多めに苗を用意して畝みちみちに植えたけど、株数を多くして密植するよりも株数を抑えて株間を広めにとったほうが良さそうだった。

株数が多いと手入れの手間が増えるわりに、空間が混雑して日当たりが悪かったり枝の伸びが悪かったりして、あまりいい感じに収穫できない。

用意した苗を無駄にするのはもったいないけど、ぐっとこらえて元気な株をゆったり植えよう。

・とうもろこしは動物にやられる、葉物は虫にやられる

とうもろこしはカラスかアライグマか知らないけど何らかの動物にほぼかじられた。
柵をたてるべきか、諦めて直売所で買うべきか、悩ましいところ。

あと、春にキャベツと白菜をネットなしで栽培してみたら、一瞬で虫の餌食になった。
たぶんモンシロチョウの幼虫だと思うけど、数えきれないほどのイモムシがついて葉が穴だらけになった。あとカメムシの仲間らしい、五角形のテントウムシみたいな虫も。

秋はネットをかけて再チャレンジしたところ、最初だけ葉に謎の小さな穴があいていたけど今のところ順調に育ってる。

あと、ブロッコリーとか水菜はネットなしでも育つけど、やっぱり葉をかじられるしイモムシ取るの面倒だし、ネットかけちゃったほうが楽かも。

まとめ

今年1年初めての家庭菜園でわかったことのうち、今回は栽培計画に関することをまとめた。

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