個人事業主の税金について何度も調べるのが面倒なので、備忘録としてまとめておくことにしました。
個人事業主(フリーランス)の支払う税金
個人事業主が納める税金は5種類あります。
- 所得税
- 住民税
- 個人事業税
- 消費税
- 固定資産税
各税の計算方法や納付先、納付方法はこんな感じ。
1. 所得税
・課税所得に対して5~45%を国に支払う。
・毎年の確定申告(2/16~3/15)で前年所得を計算し、自分で納付する。
・2年目以降は、7月・11月に予定納税の通知書が届くため、年3回の納付になる。※前年納税額による
2. 住民税
・課税所得の10%+均等割(5000円くらい)を地方自治体に支払う。
・毎年6月に前年分の納付書が届くので、一括もしくは分割4回で納付する。
3. 個人事業税
・[所得 – 290万円]の3~5%を地方自治体に支払う。 ※個人事業税の所得控除は一律290万円
・毎年8月に前年分の納付書が届くので、分割2回(8月・11月)で納付する。
・「租税公課」として納付年の経費にできる。
4. 消費税
・前年の消費税分(支払い分と受取り分の差額)を国に支払う。
・毎年3月に前年分の消費税を計算し、自分で納付する。
・売上1000万円を超えた2年後から課税される。
5. 固定資産税
・土地、建物、備品など資産の評価額の1.4%を地方自治体に支払う。
・毎年4月~6月の間に納付書が届くので、分割4回(4月・7月・12月・2月)で納付する。
・償却資産(土地・建物以外の資産)は、毎年1月に市区町村へ申告が必要。
・評価額が免税点(土地30万円、家屋20万円、償却資産150万円)未満なら非課税になる。
・家事按分して、納付年の経費にできる。
税金まとめ表【納付時期・納付方法】
まとめ表にすると、こんな感じになります。
いずれも前年分の税金を翌年3月以降に支払う形になるので、税金分をきちんとっておくことが大切ですね!
本当は全部使っちゃいたいですが、納税分は除けておかないとダメみたいです
個人事業主のお金の管理については、こちらの記事もどうぞ。
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