会社を辞めて、1年半ほど経ちました。
会社員を辞めたことでいろいろな変化があったのですが、そのうちの1つに「服や化粧品がかなり減った」ことがあります。
退職して減ったもの
退職してから、かなり服と化粧品が減りました。
元々はオフィスカジュアルといわれるような通勤服や、きちんとフルメイクをするためのコスメをたくさん持っていました。
でも、今となっては普段使いする服と化粧品はたったこれだけです。
- 服 … Tシャツ2枚、ジーパン1本
- 化粧品 … 眉用パウダー、リップティント
え?もしかして小学生??
会社員のころと比べると、半分どころか1/4くらいかもしれません。
会社勤めを辞めたら、モノが減らせる理由
会社を辞めてから1年以上過ごしてみた実感として、モノが減る理由は2つありました。
モノが減る理由① 仕事専用のモノが不要になるから
まずはシンプルに会社用のモノがいらないから、です。当然ですね。
通勤しないなら通勤服はいらないし、メイクする必要がないなら化粧品も不要です。
スーツに合うコートも、パンプスも、黒い革のバッグも、ぜーんぶ不要になりました
- 会社の服装規定に合わせて、カジュアルすぎない色味や素材の服を選ぶ
- 素足はNGだから、ストッキングやタイツを用意する
- カバンは自立するもの
といったオフィスマナー的なことも考える必要がないので、正直あまり気に入っていないけど、仕事用に買ったモノが一掃できました。
モノが減る理由② 無意識の”見栄”がなくなるから
2つ目の理由は、見栄を張らなくなるからです。
会社を辞めて気づいたんですが、無意識のうちに周りの人に流されて買ったモノがかなりありました。
例えば、何気ない同僚との雑談で
「もうすぐ春だね~春服買いたいな~」
「化粧直し用の綿棒は一応ポーチにいれてるよ、〇〇さんも持ってたし」
と聞いたときに、無意識のうちに
あっそうだ、たしかに私も春服買わないとな。
綿棒もみんな持ち歩くものなんだな、わたしも一応ポーチに入れておこう。
と思って服を買い足したり、使いもしない綿棒や化粧品を持ち歩いたりしていました。
無意識のうちに「普通は/社会人なら/大人なら△△を持って当然らしい」という固定観念にとらわれて、見栄を張っていたのかもしれません。
でも、退職してからは同僚など「自分と似た属性の人」と頻繁に会う機会がないので、(良くも悪くも)影響を受けにくくなります。
結果、たまに片付けをしてみると「なんでコレ持ってるんだっけ?」と思うようなモノが多々出てきます。全部処分してとてもスッキリしました。
「本当に必要性を感じるモノ」だけになった
元々シンプルな暮らしを心がけていましたが、それでも周囲に影響されて持っているモノが案外たくさんあると実感した出来事でした。
- 会社のルールやマナーに従って持つモノ
- 一般的にあったほうがいい/持っておくべきと言われるモノ
の中には、自分では必要性を感じないモノがいっぱいあるようです。
本当に必要性を感じるモノなのか?と、日常的に考えるべきだと改めて強く感じました。
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